電子回路わからん日記

にゃーんと言いながら電子回路いじってます

自作リニアレギュレータの経緯と構想

こんにちは.AUDIY(   )です.

 

自作オーディオをしていると数多くの名言に出会います.中でもその一つが

”電源回路を制するものはオーディオを制する!”

です.

 

・・・・嘘です.今思い付きました.w

 

ということで今後オーディオを自作する際のリファレンス直流電源とする「リニアレギュレータ」を作っていきたいと思います.


 経緯

私が自作のリニアレギュレータに興味を持ったのはInnocent Keyさんの下記の記事です.

 100万円を超えてくるような高級オーディオ機器では,DACチップの電源にモノリシックのレギュレータICではなく,オペアンプと周辺部品を組み合わせたようなディスクリートレギュレータが多用されているようです.

 

個人的にESOTERICが無帰還シリーズレギュレータ(と推察される)を使っていることには驚きましたが・・・こうやって見るとリニアレギュレータの基本回路はシンプルなんですね.

 

であれば今後自作オーディオをするうえで,こういったところでアイデンティティを出すのも悪くありません.量産もしませんし.


回路構成 

まず電源レギュレータの構成ですが,一般的に「リニアレギュレータ」と呼ばれる方式には細かく分類して「シリーズレギュレータ」「シャントレギュレータ」の2つの方式があります.

 一般的にはシャントレギュレータはシリーズレギュレータに比べて消費電力の面で不利になるようです.今回はヘッドホンアンプなどのアンプ回路でも使うことを想定し,シリーズレギュレータを自作していきたいと思います.

 

・・・・え?ESOTERICと同じ無帰還ですか?

 

興味が無いわけではありませんが,総じて部品精度が要求されるのでテスター類の環境が揃ったときにでもまた挑戦したいと思います.


次回より部品選定に入っていきたいと思います.

 

まずはモノリシックオペアンプとツェナーダイオードトランジスタと周辺部品を組み合わせて行こうかと.