電子回路わからん日記

にゃーんと言いながら電子回路いじってます

新卒入社して5年が経ったらしいので改めて感想を

どもです。

表題の通り、現職に新卒入社して5年が経ったそうです。
恐ろしや、恐ろしや・・・・・


もう2年経ったのか

あれからもう2年経ったんですね

audio-diy.hatenablog.com

これまでの2年(4年目 & 5年目)を振り返る前に、転職を考えていた上記の記事を見ていただけるとこの内容も少しはわかりやすくなるかと思いますので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。

それでは早速始めていきましょー。w


4年目開始早々組織再編

さて、転職するかどうかを常に頭の片隅に考えつつ、4年目にさしかかるあたりで組織再編になります。

あまり細かい内容は言えませんが、別部署の電気設計部隊と合流する形です。

とはいえ業務内容も担当分野も大きく変化することはなく、4年目の業務は進行します。


担当の設計を通じて

さて、4年目の設計は入社3年記事で容赦ない発言をした上司と設計することになります(詳しくは上記記事を読んでください)。

上司、「影分身してるんですか?」と聞きたくなるくらいには仕事が早く、

  • 異なるテーマの協議内容に対する返答メールが数分おきに返ってくる
  • 回路検証も気がついたら終えている
  • さらに基板設計も進めてしまう
  • なんか別案件の問題対応も進めている

というのを並行して進めていました。
そして一部業務が私のところで停滞するという私の無能さがより鮮明にでてくる環境でしたw

ただ、その意思決定の早さ、正確さには非常に助けられる場面も多く

  1. 「こうしようと思うんですが・・・」と自信のない提案でも正しければ「よしそれでいこう!」と即決してくれて余計な時間を割かない。
  2. 他の上司から降りてくる重大な事項に対しても自分がハンドルするのに困る場合は先んじて返答する(自身の成長のためには本来コレでは良くないんですけどね・・・)
  3. これらによって回路設計や検証に業務の比重を割くことができる

ということで、非常に助けられることが多かったです。


とはいえ設計リーダーというものは・・・

実はこの案件は設計リーダーというものをやってみたのですが、上記によりだいぶ負担がなくなっていたとはいえど「できればやりたくない」担当ではあります。

というのも

  1. 関係部署との交渉ごとが多く回路設計等を他メンバーに割り振らないといけないことが多い
  2. 「設計リーダーでしょ?何やってるの?」「設計リーダーなのにどうして〇〇しないの?」など、暗黙の了解で設計リーダーがやってきた仕事がされないと他部署のマネージャーが不満を爆発させてくる
  3. とりあえず会議・資料作成が増える。設計業務を遂行できている感覚が皆無

と、回路や技術に満足に触れられない状況に入ります。

サンドバッグ状態になるので、鋼のメンタルと鋼の体力の持ち主でもない限り身体か心のどちらかを壊します。

というか他部署のマネージャーが自部署のマネージャーを通さずに設計リーダーというサンドバッグに苦情を直接出してくるって正直「なんでもアリ」状態ですよね。設計リーダーが最低限やるべき仕事を明文化するか、事前にマネージャーを通す体制にしてほしいものです。


見違えるほど円滑に進む

とまぁ、こまごました不満はありつつも上記の上司や周辺のつよつよなエンジニアのおかげで、某初担当炎上案件が夢だったかのごとく円滑に進みます。

・・・毎回コレだったら良いのに。w

コロナ禍に伴う部品の置き換え等で設計に2年半を費やした炎上案件に対し、4年目の担当案件は1年で済みました。しかも部品も好きなように選べましたから完成度も高い。

マジでコロナ許さねぇ。w


FPGA設計のヘルプ

とまぁ2つめの案件が落ち着いたのもつかの間、別部署からヘルプ要請が。

「電源投入して時間が経つと通信に失敗する・復帰しない」ということで、FPGA設計エンジニアからしたら「いやなニオイがする」現象です。

まぁ追っていくと出るわ出るわ、安易な非同期設計、どうなっているかもはや追えないタイミング制約、めちゃくちゃ高いロジック使用率、とコンプリート!

不要なロジックを削ったりタイミング制約を見直したり、そこから実機検証したりとなんだかんだで2~3ヶ月間はこのヘルプにあたっていました。

こういうのはたいてい原因と対策をまとめてエンジニアに水平展開するんですが、あんまり重たい内容だったりすると勉強会をすることになります。

FPGAの勉強会、どこから話しますかね(遠い目)


5年目も半年

そして気づいたら5年目が始まっていたわけですが、そんな5年目も途中でまた組織再編になります。

この5年で3度目の組織再編。「各案件部門ではなく担当分野ごとに一つの部署にまとめる」とのことで、コレはコレで分野特定の業務はハンドリングしやすくなりましたが、まったくやったことのない案件やることになったらどうしましょう・・・?という状況です。

あと組織再編多すぎませんかね・・・?

とはいえ国内企業、組織再編のみならず2~3年おきに別部署へ移動、なんて企業もたくさん聞きますから、そんなことなく入社してから一貫した分野に携われている自分はエンジニアとしては幸運な方なんだと思います。


次の技術者像は・・・?

5年経った今でも「昨日入社した」感が鮮明に残る(←それでは困る)AUDIYですが、6年目以降はもう少し「実験する」エンジニアになりたいと思っているところです。

例えば「このデバイスのこのレジスタ、書き換えると挙動がどう変化するのか想像つかないなー」となったときに、実機検証に入るまで「とりあえずデフォルトで!」みたいなことも多かったです。

ただしこの方法だと実機検証時のデバッグに時間を費やしたりすることも多かったりするので「その場でちゃちゃっと実験する」ことであとあとの実機検証を楽にしたいな~と感じることが増えてきました。

そういう意味で、「検討↔実験」のサイクルを回せるエンジニアになることが次のステップアップの一歩かな、と思っているところです。

そういう意味でいえばFPGAは評価ボード等で実験に移行しやすい環境にはあったりするんですが、特定用途のデバイスだと純正評価ボードはクソ高いし、自分で評価ボード起こすにも数週間~数ヶ月かかるしで、どうするかは考えどころです・・・


転職は・・・?

気になってる企業はいくつかあるのですが

  • 総合的に見て現状には概ね不満がない
  • 正直自分の現在のスキルで転職できる気もしない
  • 転職できても待遇が改善するかビミョー

ということで、3年経ったときほどは転職を考えていません。

ただ身の回りをみていると

  1. 入社3年以上経ってから休職した人
  2. 入社2年経たずに転職した人
  3. 入社1年目から精神病んだ人

といろんな人がいますので、「AUDIYがたまたま5年残れた」だけであり「石の上にも3年」などとは微塵も思っていません。

無理した結果身体やメンタルを壊したらなかなか戻らない(特にメンタル)ですから、少しでも無理と思ったら即動くべきだとは思います。

私もまたメンタルやられたら考え直すことにします・・・


後輩は増えるが・・・

ここ2年は特に大卒・大学院卒の新入社員が多く、職場も全体的に若返りが図られています。

ただし、へーしゃでは分野ごとに偏りが大きく

  1. 圧倒的にソフトウェア設計が大多数
  2. 回路設計はこの2年間でゼロ
  3. あとは他部署が少数

自分が所属している回路設計に絞って言えばだいぶ芳しくない状況ですねコレ。

さすがに人事部も全体の状況を把握してて採用しているとは思うのですが、ソフトウェア設計が圧倒的に足りていないのか、回路設計希望が圧倒的に少ないのか、個人的には気になります。


以上、新卒入社5年までのまとめでした。

入社3年経ったときと比べて内容はそこまで濃くなかったかもしれませんが、少しずつ「職場環境も良くなってきている」ということなのだと思います。

これまでの5年をまとめるとするなら

  1. 怖い上司は強い
  2. 組織再編多いな
  3. FPGA勉強会どうしよう
  4. 相変わらずソフトウェア設計の新卒が多い
  5. 転職のタイミングは人それぞれ
  6. もっとこまめに手を動かすエンジニアになりたい

といったところです。

とりあえずは「5年」という節目で改めて書いてみましたが、次書くとしたら10年ですかね?その間に転職・リストラなどに巻き込まれていたらそれはそれで面白い記事が書けそうです。