電子回路わからん日記

にゃーんと言いながら電子回路いじってます

Digiwish grand prize 2024に当選しました

どもです。

なんと、昨年当選してしまいました。

DigiWish 2024のGrand Prizeです!


DigiWishとは

Digikeyが毎年クリスマスシーズンに開催するプレゼント企画になります。

https://www.digikey.jp/ja/resources/social/digi-wish

米国時間の12月1日から12月24日までに1日1回、$100以内でDigikey取扱の欲しい製品をソーシャルメディア上に投稿することで、当選者にその製品がプレゼントされます。

また、当選しなかった者の中から1名に対し、$500分のクレジットが付与されます(←これがGrand Prize)

今回なんとその$500クレジットに当選しましたので、気になってたものやかねてから導入したかったものを一気に注文しました

この記事ではその注文品を一気に開封していきたいと思います。


当選したは良いが・・・

当選してから発送までの手続きがなんというか、まぁ・・・・

  1. 当選直後に米国本部からダイレクトメッセージを受け取り、「ここに発送情報を入力して」と言われたので入力
  2. 入力後2週間経っても返答がなく確認したら「ごめんGrandPrizeは手続きが違ってたわ。$500までのBOMを送るか、$500のバウチャーのどっちがいいか選んで欲しい」→$500キッチリ使いたかったのでバウチャーを選択
  3. そこから2週間何の連絡もなく再度確認したところ「ごめんバウチャー制度終了してたわ。現状BOM送るしかないからBOM作って送ってほしい」→BOMを準備し、どこに送付すればよいか質問
  4. 2週間連絡がなく再度送付先を確認し、送付
  5. 1週間返答がなく、ここでDigikey日本担当に仲介を依頼
  6. 通常注文の発送が優先されるとのことで、1ヶ月ほど待って到着(この時点で3月下旬)

と散々な有り様でした。

次に当選したらその時点で日本担当に連絡を取りたいと思ってしまいます・・・


開封していく

そして到着したので、開封していきましょう!

Pmod USBUART

Pmodを使用する部品とPC間でUART通信するための部品になります。

digilent.com

MicroBlazeなどのソフトコア含め、FPGA内蔵CPUはプログラミングケーブル経由でUART通信できますが、そうでないものに対してUARTの実装を勉強したく注文しました。

USB A - MicroBケーブル2本

この手のケーブル、何かと断線が多いので金額の余り部分で購入しておきました。

Pmod I2S2

この基板一つで音声信号の入出力の両方が可能になります。

レジスタ設定等も不要とのことで、気軽に使えそうです。

digilent.com

Digital Discovery

今回のメイン1つ目です。

過去にAnalog Discovery 3を購入し

audio-diy.hatenablog.com

そのロジアナ機能なんかも使ってみましたが、

audio-diy.hatenablog.com

AUDIYが確認するI2Sのサンプリング周波数に対しギリギリだったことと、AUDIYの普段のアプリケーション的にオシロスコープではなくロジックアナライザやデジタル信号生成を多用することが多いと思うので、導入することにしました。

digilent.com

高速信号用アダプタキットも注文したのですが、本来16ペア同梱されるはずのツイストペアケーブルが4ペアしか付属していませんでした・・・・・

まぁ、すぐに必要というわけではないので必要になったときに買うことにします(←ぶっちゃけもうやり取りすることが面倒くさくなっている)。

EZ-USB FX3評価ボード

メイン2つめです。

EZ-USBと言う割にはEasy(EZ)じゃないらしく、気になったので注文してみました。

コレとFPGAマイコンを組み合わせれば、既存のFPGAマイコンにUSBの機能を統合することができます。

www.infineon.com

i.MXRT1010評価ボード

AUDIYですが、ここのところTeensy 4.1というマイコンボードが気になっています。

www.pjrc.com

この手のホビー用マイコンボードとしては非常に性能が高く、小型で手軽に使えそうなのですが、価格が6~8000円と少々高価です。

このボードに使用されているマイコンがi.MX RT1060シリーズなのですが、

www.nxp.jp

このシリーズで比較的低価格で使えそうなi.MX RT1010評価ボードがあったので、まずはここから使ってみることにしました。

www.nxp.jp

リアルタイム性を売りにしているようで、CMSIS-DSPあたりと組み合わせれば面白いことができそうです。

arm-software.github.io

Efinix ダウンロードケーブルII

韓国のCENTRONが製造するEfinix FPGA用プログラミングケーブルです。

www.beehappy.co.kr

ちゃんと専用PIDが割り振られているので、野良FTDIを別の用途に使う人には重宝します。

それにしてもEfinixさん、いい加減ダウンロードケーブルに専用PID割り当ててくれませんかね・・・

両端ロングピンヘッダ

i.MX RT1010評価ボードやPmod端子とAnalog Discovery 3やDigital Discoveryを接続したく、購入しました。

このピンヘッダ、片方は錫メッキで片方が金メッキです。こんなの売ってるんですね。

最後に・・・物差し

Digikeyからのプレゼントです。

なんと非売品ではなく売ってるんですね。

https://www.digikey.jp/short/79d5r8jn

長さのみならず各種フットプリントを確認できるので、趣味だけでなく職場に置いておいても重宝しそうです。


$500の日本円

なんと8万円弱します。

コレはありがたい!


ということで、DigiWish 2024 Grand Prizeの当選報告と開封でした。

以下に今回注文した製品のDigikey BOMリストを公開していますので、気になった製品があれば確認してみていただければと思います。

https://www.digikey.jp/ja/mylists/list/GCNWWOXNPH